健康常識を疑え。驚愕、不真面目な人の方が長生きする!

血圧もコレステロールも高くて大丈夫!

 

 コレステロールはすべてのホルモンのもとで、三分の二は肝臓などさまざまなで体内の臓器で作られています。コレステロールの高い人は、頭の回転も速いし、スケベ心もあるものです。スケベと頭の良さは比例していると思います。「英雄、色を好む」などという諺もあります。歴史上、偉業を成した人はだいたいスケベです。私は「心臓さえ悪くなければ、総コレステロール値は300mg/dlまでは心配ない」と言っています。

 

「かつて、高血圧の基準値は上が180、下が100でした。それが年代が下るにつれ、140、さらに130と厳しく変更されてきたわけです。なぜか血圧を下げる薬を飲んでいた患者さんばかり、脳梗塞になるんです。庭のホースの中にゴミが詰まったらどうするか。蛇口を開き、水を勢いよく出して押し流すでしょう。薬で無理に血圧を下げると、血流の勢いが弱いので血栓が流れていかず、脳梗塞を引き起こす。高血圧にも、こういう役割があるということに気付いたのです。」

 

「'60年代には脳卒中が死因のトップで、そのうち8割が脳出血でした。しかし現在、脳卒中は死因の第4位まで後退し、その内訳のほとんどが脳梗塞になっています。

昔に比べて栄養状態が良くなった現代人の血管は、めったなことでは破れませんから、血圧が上がっても脳出血は起きづらい。それよりも、ムリに血圧を下げることによって脳梗塞になることを心配するべきです。

 

ダイエットも粗食も体に悪い!

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痩せると長生きするというのは、ほとんど動物実験によるものです。人間の場合、夕食を食べても、明日の朝食を食べることもわかっています。次には食べることが出来ないかもしれない…と、昼飯をお腹がパンパンになるまで食べる人はいません。普通の人なら、自然にダイエットをしていると言えます。

 

粗食とは、食の欧米化によって、肉や脂肪をたくさん摂るようになり、カロリー過多になってしまった食生活を、伝統的な日本食に戻そうというもの。生活習慣病を防ぎ、健康増進のために、粗食を心がけている人もいるとは思いますが、粗食を実践し、コレステロールや脂質の摂りすぎを心配するあまり、肉や卵などの動物性食品に過剰に反応してしまうと、たんぱく質不足に。結果、血管がもろくなり、脳卒中や心臓病のリスクが高まるといいます。そのため、日本の伝統的な食事に加え、たんぱく質や脂質も十分に摂る必要があるそうです。

 

 また、こうした肉や卵を遠ざけてしまうことによる、たんぱく質の不足に加え、老化そのものも体のたんぱく質栄養の低下をもたらします。

「老化とは体が乾いて、縮んで、ゆがむ変化、すなわち体から骨と筋肉が減少する変化である。骨と筋肉はたんぱく質からできている。つまり、老化は栄養失調になる変化で、年齢にまかせて少食になるとさらに深刻になる」

 一般的に、筋肉量は20代をピークに徐々に減少し、30歳以降は10年ごとに3〜8%ずつ減少。そのため70歳になる頃には、30歳時と比べ、筋肉量は2〜3割減ってしまうのです。老化という観点からも、シニア世代はとくに、意識的にたんぱく質を摂る必要があるようです。

 良質なたんぱく質は、「体構成ばかりか、各種ホルモンや酵素、抗体など、私たちが生きていくうえで、非常に重要な栄養素」であるといいます。脳卒中や心臓病のリスクを回避し、免疫力の低下を防ぎ、がんや感染症にかからないようにするためにも、1日3食、卵や肉はもちろん、魚、乳製品、大豆製品などのたんぱく質をしっかり摂り、さらに、たんぱく質代謝を促すビタミンやミネラルも、野菜などからバランスよく摂取すべきです。

 

薬を飲むほど病気が治りにくい!

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効果がある薬は、効果を出すだけの強い作用があるので、当然副作用もあります。逆に効果が低い薬は、短期間であれば体の負担になるほどの副作用はないかもしれませんが、長い間飲み続ければ負担がかかってきます。何種類もの薬を服用されている方も多くいます。「治験」という国のテストに合格した薬が市販されることになっていますが、治験はその一薬剤の効用を調べるシステムで、他の薬剤と併用して調べることはほとんどありません。二種類も三種類も混ぜた時の副作用など全くわかっていないのです。

 

「薬は、制御不能な消防車のようなものです。家事の家だけでなく、街全体に放水して水浸しにします。体に置きかえて考えると、気になる症状は消えても、薬の副作用が全身に表れてくるというわけです」

たとえば頭痛薬は、血管を収縮させて痛みを止めます。すると頭だけでなく、胃腸や手足など全身の血管も収縮。それが、冷えとなり、体の免疫力も低下させてしまうのです。

また、風邪薬は「ひき始めが効く」と言われますが、実は効果なしだそう。「薬にできるのは、熱や鼻水などの症状にフタをする応急処置だけで治療ではありません。薬に頼らず治すには、とにかく体を休めること。食欲がないときは無理に食べずに、よく寝るのがベストです」。

 

タバコと肺がんには因果関係はない!

 

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喫煙率がどんどん下がっているのに、肺がんの死亡者数は増え続けています。タバコと肺がんに因果関係があるか疑問です。肺がんの原因としては、煙草より排気ガスの影響が大きいという声もあるのです。また、ニコチンにはさまざまな効用があるのでは、ということで、うつ病アルツハイマーなどの分野で研究が進められています。

 

PM2.5の量は、地域によって大きく異なり近年、喫煙以外の肺がんのリスクとして注目されている要因が、大気汚染です。

WHO(世界保健機構)は、2013年に大気中のPM2.5に発がん性があることを認定しました。微小粒子状物質(PM2.5)とは、炭素や硝酸塩、硫酸塩などを主な成分とする小さな粒子のことを指します。大気中に浮遊し、一定以上体内に取り込まれると、健康に影響が現れるといわれています。

ます。たとえば、北米にはPM2.5が比較的少ない一方、中国やアジアでは非常に高い値で観測されています。特にPM2.5の高い値が認められている中国では、2017年現在、直近の30年で465%肺がんの死亡率が増加しています。

日本でも人口密度の高い東京等でPM2.5が高い値で観測されていることに加え、中国から偏西風に乗って流れてくるPM2.5の影響が大きく、肺がん発症の原因となっている可能性があり、注意が必要であるといわれています。

 

ちょい太めの人の方が長生きする!

 

二〇〇九年に発表された厚生労働省の研究班の調査でも、四十歳時点で太り気味の人がもっとも長寿であることがわかりました。もっとも短命なのは痩せた人で、太り気味の人より六~七年短命だったのです。日常生活に何の困難もないという程度の太り方なら、問題はないはずです。

 

これまでのさまざまな研究で、小太りが2型糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、一部のがん、関節炎などのリスクを高めることははっきりしています。だから、40~50歳ぐらいまではBMIが低いほうがリスクは低いはず。小太りは肥満に移行しやすく、一度太ると体重は戻りにくくなる。

 ではなぜ、BMIが25くらいの人が長生きという研究結果が出ているのかというと、65歳を超えたあたりから、栄養不足やタンパク質不足によるリスクのほうが大きくなるからで、この年代だけを対象に調査すれば、小太りが長生きという結果になるということです。

 つまり、若い頃から中年までは標準体重をキープし、高齢になったら栄養不足にならないよう、小太りになるのがベストです。

 

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参考文献:ウソだらけの健康常識 奥村康/著