ミッション・インポッシブル 迫力あるアクション・骨折シーン

ストーリー

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IMFのエージェント“イーサン・ハント”と彼のチームは、盗まれた3つのプルトニウムの回収を目前にしていた。だが、突如現れた何者かの策略で仲間の命が危険にさらされ、その最中にプルトニウムを奪われてしまう。イーサンとIMFチームは、プルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受ける。この事件の裏側には、シンジケートの生き残り勢力が結成したアポストル(神の使徒)が関連しており、手がかりは“ジョン・ラーク”という正体不明の男の名前と彼が接触する“ホワイト・ウィドウ”と呼ばれる謎めいた女の存在のみ。だが今回のミッションに対しイーサンの動きを不服とするCIAは、敏腕エージェントのウォーカーを監視役に同行させることを条件とした。

イーサンはホワイト・ウィドウの信頼を得るため、やむなく収監中の敵“ソロモン・レーン”の脱走に手を貸すが、その影響で味方の女スパイ“イルサ”と対立してしまう。一方、同行するウォーカーはイーサンへの疑惑を深め、二人はやがて対決の時を迎える。

やがてタイムリミットが刻一刻と迫る絶体絶命の中で、チームの仲間や愛する妻の命まで危険にさらされる等、いくつもの〈フォールアウト(余波)〉がイーサン・ハントに降りかかる・・・。

(ミッション・インポッシブル/フォール アウト公式サイトより)

映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト

 

 「ミッション:インポッシブル」第6作目となる今回は、クリストファー・マッカリーの監督続投というシリーズ初の試みがなされ、前作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(15)から物語が連続している。イーサン・ハント(トム・クルーズ)が捕らえたシンジケートのボス、ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)を手札に、残党とのプルトニウム奪取戦を繰り広げるIMFのメンバーたち。彼らのCIA内における立場は依然として悪く、本部が派遣した敏腕エージェント、ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の監視のもと、イーサンは史上かつてない背水の陣に立たされるのだ。

 

トム自らによる本物のアクション(ノースタント)

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ミッション:インポッシブル」シリーズと言えば、トム・クルーズ自らがノースタントで挑む、“すべて本物”のド迫力アクションが見どころ。本作でも、パリ・凱旋門前を爆走する “バイクアクション”や、骨折アクシデントから見事復活して挑んだ “ビルジャンプ”、2000時間の飛行訓練の末にトム自らヘリコプターを操縦した“超絶ヘリスタント”、トムが長年の夢だったという上空7620mから時速320キロで落下する”ヘイロー(HALO)ジャンプ”など、驚きのアクションが目白押し。

 

今回の映画は、「壮大で感情に訴える見ごたえのある作品だ」と作品の出来に自信を覗かせるトムのコメントから始まる。注目アクションに関しても、「史上最大のミッションだ」(ヘンリー)、「未だかつてない過酷さだ」(トム)「トムのアクションが倍増してる。文字どおり、命懸けだよ」(サイモン)とキャスト陣が声を揃える通り、トムとクリストファー監督はスタントをさらに強化し、シリーズ最大&最難関の忘れられないスタントを生みだしたそう。

 

映像の最後には、“ロングライン”と呼ばれる、およそ600メートル上空を飛ぶヘリからおよそ十数メートル落下するトムのメイキングも映し出されているが、このアクションは、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)で離陸する飛行機の外側にしがみついたスタントよりも難しいものだったのだとか。ヘリにぶら下がる荷物の上にトムが落下した際スタッフはパニックを起こしたが、当の本人はそのことについて「とても楽しかったよ!でも、みんなは楽しくないよね(笑)」とあっけらかんと振り返る。

 

トムがヘリコプターを操縦

トムはヘリコプターのシーンを撮影するため、トムは1日8時間×3ヶ月乗っても初心者レベルまでにしか達しなと言われるヘリコプター操縦訓練を、「短時間で2,000時間の訓練をこなす」と言い放ち、見事ライセンスを取得したという。一瞬たりとも気の抜けない撮影は、スタントシーンがあまりにも危険すぎるため、世界で唯一撮影許可が下りたニュージーランドで実施。映像では、一度上昇して、らせんを描きながら落下していくトムの操縦と演技、さらにはカメラの操作までこなしている様子が収められている。

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骨折したシーン

トムは、ビルの屋上から隣のビルへ飛び移るシーンを撮影中、足首を骨折する重傷を負い、撮影が一時中断するというアクシデントに見舞われました。トムは「ビルの壁にぶつかった時に『折れた』と思った。けれど芝居上、カメラの前を通過しなければいけないので、起き上がり、痛いのを我慢して走ったんだ。このシーンはそのまま映画に取り入れられています」と振り返っている。

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「病院では、医師に『治るのに6か月から9か月はかかる』と言われたけれど、『6週間で撮影現場に戻りたい』と言い、医師はあきれた顔をしていたけど、結局、6週間後に撮影に戻った」また、崖の上での激しい戦闘シーンが、骨折から復帰して初めてのシーンだったそうだが、トムは「そのときも、もちろんケガは完治していなかった」と発言している。

 

トムのプロ意識の高さ

トムは一流のトレーニングチームを配し、体を極限まで鍛えて撮影に臨んでいます。それが彼のプライドであり、流儀でもある。高い完成度を目指すための努力を惜しまないトムのプロ意識の高さが、観客を圧倒させるアクションシーンを生み出し続けている。